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会計事務所に相談に行くデメリットは?大阪で失敗しないための注意点と対策

 

はじめに

確定申告や節税、法人化、経理業務の効率化など、事業を運営していると税金やお金に関する悩みは尽きません。
そんなとき頼りになるのが会計事務所税理士です。
特に大阪は日本でも事務所数が非常に多く、難波や梅田などの中心部をはじめ、堺市や東大阪市など郊外にも数多くの会計事務所があります。

しかし、「相談したいけれど、実際に行くとどんなデメリットがあるのか不安…」という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、会計事務所に相談に行くときのデメリットと、その対策方法をわかりやすく解説します。
事前にリスクを理解しておくことで、安心して相談できるようになります。


1. 会計事務所に相談に行く主なメリット

まずは、なぜ会計事務所に相談する人が多いのか、メリットを簡単に整理しておきましょう。

  • 税金や経理の専門家に直接相談できる

  • 節税方法や資金繰りについて具体的なアドバイスがもらえる

  • 確定申告や決算書作成など手間のかかる業務を代行してもらえる

  • 税務調査への対応や将来の事業計画についても相談できる

これらのメリットは非常に大きい一方で、実は相談に行く際のデメリットや注意点も存在します。
次の章から詳しく解説していきます。


2. 会計事務所に相談に行くデメリット【大阪編】

2-1. 相談費用がかかる

最大のデメリットは費用が発生することです。
大阪は全国的に見ても料金がやや安い傾向にありますが、それでも相談内容によっては一定の費用がかかります。

相談内容 大阪での相場
初回相談(30〜60分) 無料〜5,000円
スポット相談(60分) 5,000円〜10,000円
顧問契約(月額) 8,000円〜40,000円
決算申告 50,000円〜150,000円

対策

  • 初回無料相談を活用する

  • 相談前に必ず見積もりを取り、料金体系を確認する

  • 契約前に複数の会計事務所を比較する

ポイント
大阪は競争が激しいため、初回無料相談を提供している事務所が多くあります。
まずは無料相談で相性を確認しましょう。


2-2. 担当税理士との相性が合わないことがある

会計事務所を選ぶ際に意外と重要なのが人間関係です。
担当税理士やスタッフとの相性が悪いと、相談がスムーズに進まずストレスになることもあります。

特に大阪では事務所数が多いため、次のようなパターンに注意が必要です。

  • 専門用語ばかりで説明がわかりにくい

  • 質問しても返事が遅い、対応が事務的

  • 相談内容を軽視される、親身になってくれない

  • 顧問契約後、担当者が頻繁に変わる

対策

  • 初回相談時に「コミュニケーションの取りやすさ」を重視する

  • 質問したときの説明のわかりやすさをチェック

  • 契約前に「担当者は固定か」確認する


2-3. 必要以上のサービスを勧められる可能性

一部の会計事務所では、利益を上げるために顧問契約や追加サービスを積極的に勧められるケースもあります。
特に大阪は競争が激しく、低価格を売りにして顧客を集め、その後に高額サービスを提案する事務所も少なくありません。

例:ありがちな勧誘パターン

  • 初回相談は無料だったが、すぐに顧問契約を迫られる

  • 節税対策と称して不要な保険加入や投資商品を勧められる

  • 「今決めないとこの価格では契約できない」と急かされる

対策

  • 即決せず、必ず複数の事務所を比較する

  • 契約書は持ち帰り、冷静に検討する

  • 本当に必要なサービスかを第三者にも相談して判断する


2-4. 自分の情報を渡す必要がある

会計相談では、収入や支出、口座情報などプライバシー性の高い情報を提供する必要があります。
これが心理的な負担になったり、情報管理に不安を感じる人も多いです。

特に大阪のように事務所数が多い地域では、すべての事務所が万全なセキュリティ対策をしているとは限りません。

対策

  • 個人情報保護方針を公式サイトで確認する

  • 書類やデータの管理方法を事前に質問する

  • クラウド会計システムの利用可否もチェック


2-5. 相談だけでは解決できない場合がある

会計事務所での相談はあくまでアドバイスが中心であり、相談だけでは問題が完全に解決しないこともあります。
特に税務署への対応や複雑な節税スキームは、実務対応まで依頼しなければ結果が出にくいケースも多いです。

例:解決に時間がかかるケース

  • 税務調査への対応

  • 相続税申告

  • 補助金申請

  • 融資サポート

対策

  • 相談前に「どこまで対応してもらえるか」確認する

  • 必要に応じて顧問契約やスポット契約に切り替える


2-6. 移動時間や日程調整の手間がかかる

大阪はエリアによっては交通網が発達している一方、事務所が集中している梅田・難波などは混雑しがちです。
忙しい事業主にとって、移動や日程調整の負担がデメリットになることもあります。

対策

  • オンライン相談を提供している事務所を選ぶ

  • 土日祝日や夜間対応が可能な事務所を探す

  • 郊外に住んでいる場合は地元の事務所も候補に入れる


3. 大阪で失敗しない会計事務所選びのポイント

デメリットを回避するためには、会計事務所選びが非常に重要です。
大阪で失敗しないためのポイントを3つにまとめました。

3-1. 料金体系が明確か確認する

  • 公式サイトに料金表が掲載されているか

  • 初回相談が無料かどうか

  • 追加料金が発生する条件が明示されているか


3-2. 自分の業種に強い事務所を選ぶ

飲食業、建設業、ITフリーランスなど、業種ごとに税務知識が異なります。
自分の業種に詳しい事務所を選ぶことで、より実践的なアドバイスが受けられます。


3-3. 相談方法の柔軟性

大阪は交通の便が良い反面、移動コストがかかります。
オンライン面談やチャット相談に対応している事務所を選ぶと効率的です。


4. デメリットよりもメリットが大きい場合が多い

ここまでデメリットを中心に解説しましたが、実際には会計事務所への相談はメリットの方が大きいケースがほとんどです。

メリット例

  • 自分では思いつかない節税方法が見つかる

  • 確定申告の作業時間を大幅に削減できる

  • 税務署からの問い合わせに安心して対応できる

  • 事業の成長戦略を一緒に考えてもらえる

デメリットは事前に把握し、適切に対策をすればほぼ解消できます。


まとめ

大阪で会計事務所に相談に行くときの主なデメリットは以下の6つです。

  1. 相談費用がかかる

  2. 担当税理士との相性が合わないことがある

  3. 不要なサービスを勧められる場合がある

  4. 個人情報を渡す必要がある

  5. 相談だけでは解決しないケースがある

  6. 移動や日程調整の手間がかかる

しかし、これらは事前に情報収集をして準備することで回避可能です。
まずは無料相談を活用し、複数の事務所を比較して、自分に合った会計事務所を見つけることが成功への第一歩です。

2025.09.10

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